蛍の保全活動に関する報告と今後の計画
2024年11月12日、城西国際大学の国武先生、さんむアクションミュージアムの木下氏、山武市観光協会理事の浦野氏の4名にて、蛍の保全活動の計画について意見交換を行いました。
2025年2月より、まずは除草活動を開始することに決定しました。谷津田の管理が困難となり、除草剤の使用が始まったことが蛍の生息環境に悪影響を及ぼすと考え、月1回の保全活動を実施しています。
最初の活動では、約400メートルの道沿いに生える枯れたカヤの撤去を行いました。
【作業前の写真】
【作業後の写真】
今後の作業計画の備忘録として、以下の内容を検討しています。
- 蛍の生息に適したと期待される埋没した水路を掘り、水を流入させる。
- 柳の林については、水位を下げないために間伐を行う。
- 富栄養化を防ぐため、ビオトープ池内のヨシを除去する。
- 春からの草刈りは、地際から刈るのではなく高刈りを行う。
- 4月以降、城西国際大学の域学共創プロジェクトの授業に参加する学生が、作業やホタル観察会の補助を行えるか検討中。
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